2020年4月14日(月)18:00（CEST。JSTでは15日am1:00）に blender.chat の #blender-codersにて行われたミーティングのメモです。

告知

Hans Goudey 氏が3ヶ月間、ユーザーインターフェイスチームで働く助成金を得ました。ようこそ。目標はまだ決まっていませんが、氏はモディファイアースタックのドラッグアンドドロップに取り組んでいます。

2.83

明日（4月15日）、bcon3 です。

2.90に延期する物：
・以降の Multires（マルチレゾリューション）の変更
・EEVEE モーションブラー
・Mantaflow OpenVDB 統合
・新しいオペレーター検索メニュー
・Wintab タブレット更新

議論中の物：
・Mantaflow キャッシュ・再生の改善
・スプラッシュスクリーン描画の改善
・小さなスカルプティングの改良 (D7147、D7335)

新しい Undo をデフォルトで有効化する件について決定が必要です。Brecht Van Lommel 氏はすでに有効化可能と考えていますが、Bastien Montagne 氏はまだ呼び出しにすべきとしています。

もし多数の優先度高のバグがあれば、2.83は延期するかもしれません。ただし、現在の Open のバグの数（500より上）は妨げにはならないと思われます。

さらに次の2.83には LTS に関する変更もあるでしょう。特にバージョン番号に関して。

Workboard はいまだに更新されていません（これは先週のミーティングに提示された物です）。もし次の月曜日もそのままであれば、Dalai Felinto が処理する予定です。

2.90

明日（4/15）bcon1 です。

ブランチ後、再び Master を開けます。

Pablo Dobarro 氏が Sculpt Vertex Colors（D5975）に関する未決のデザインについて尋ね、Jeroen Bakker 氏が返答しました。

Hans Goudey 氏はモディファイアースタックのドラッグ＆ドロップに取組中です。これは他のスタック（グリースペンシルモディファイアーなど）でも利用可能です。

Google Summer of Code

Dalai Felinto は案のレビューとその後の作業を調整するコミュニケーションチャンネルを作成しました（まだ devtalk にするか blender.char 、もしくは別の物にするか決めていませんが）。

新機能と変更

先週 Blender 2.83 Alpha に追加された機能をいくつか。

シェーディング：Noise（ノイズ）と Wave（波）テクスチャノードに Roughness（粗さ）入力ソケットを追加。(Bartosz Moniewski 氏)

Solidify（ソリッド化）モディファイアー：
Complex（複雑）モード用の面ごとの厚さのオプションを追加。また、Bevel（ベベル）モディファイアー用のウェイト生成に対応。(Henrik Dick 氏)

モディファイアー：アーマチュアのボーンをテクスチャ座標用に使用するオプションを Displace（ディスプレイス）、Warp（ワープ）、Wave （波）に追加。(Cody Winchester)

コレクション：除外の解除後も子コレクションの除外を維持するように。(Szymon Ulatowski 氏)

ユーザーインターフェイス：言語を選択するスプラッシュスクリーンオプション。(Harley Acheson 氏)

シーケンサー：スポイトツールを追加。(Richard Antalik 氏)

Windows: Windows Ink 使用時の高解像度タブレットペンイベントに対応。(Nicholas Rishel 氏)

ウィークリーレポート

Bastien Montagne 氏

Brecht Van Lommel 氏

Campbell Barton 氏

Clément Foucault 氏

Dalai Felinto

Germano Cavalcante 氏

Jacques Lucke 氏

Jeroen Bakker 氏

Julian Eisel 氏

Nathan Letwory 氏

Pablo Dobarro 氏

Philipp Oeser 氏

Richard Antalik 氏

Sebastián Barschkis 氏

Sebastian Parborg 氏

Sergey Sharybin 氏