あなたの画像がダメな10の理由
投稿日時 2010年01月26日 | カテゴリ: リソース・チュートリアル
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rpgsimmaster氏による記事です。
blenderguru.com の Andrew Price氏曰く、
たった今、‘10 Reasons Why Your Render Sucks’という記事を投稿しました。これは少し皮肉を込めたもので、恐らく何らかの批判を浴びるでしょうが、私はいう必要があると思ったのです。
Andrew氏は核心を突いており、皆さんはすべてに同意はしないでしょうが、これらは、皆さんが次に画像を「完成プロジェクト(Finished Project)」として投稿するにあたり、一考する価値が多いにあります。
こちらに完全な記事があります。
そういうわけで上記リンク先より意訳を。ちなみに氏はこれを自分のイラつくことのトップ10と断っていますので、これが絶対というわけではありませんし、特に2は個人で動画を作る場合は仕方ないこともありますし、3は習作という目的においては全然構わないと思います(それを他のサイトに投稿するのはまた話が別ですが)。
1. 主張がない ストーリーも思想もなく、綺麗でもない作品は誰得です。見たら私(注:Andrew氏)は即座にウィンドウを閉じます。
2. 作成済みの素材を使用している 素材は時間とコストを節約するスタジオ用の物であり、個人が使用するようなものではありません。モデリングできないのであればモデリングの勉強をすればいいのです。
3. 何かのコピーは成功からより遠くなる プロが何年間もかかって制作した作品のコピーをしても、よっぽどのレベルでない限り、他人にとっては欠点しか見えないでしょう。
4. 最初に紙の上で計画していない 多くの人たちが自分のアイデアを計画段階をとばし、直接3Dツールに持ってきていますが、ほとんどの人は想像と同じ速度でモデリングやテクスチャリング、レンダリングすることはできないでしょう。
一番いいのはアイデアがひらめいたらまず紙に書きとめることです。そうすれば後でPCに座った時に「何を作ろうとしていたんだろう」と参照することができます。
5. お決まりのパターンである ケイブトロールや胸の大きな戦士はありがちです。オリジナルや、みんながあまり見たことのないようなものを作りましょう。
6. テスト画像 あなたが新しい Array モディファイアを理解したことはいいです。でも、そのテストをネットに投稿するのはやめて下さい。テストはあくまでテストであり、皆さんの学習経験はHDDに残したままにすべきです。
7. ライティングがダメ 暗いのはムードがありません。ムードのある物を作るには多くの方法がありますが、シーンを薄暗くライティングするという方法はありません。Jeremy Birn氏のDigital Lighting & Renderingでプロのようなライティング方法を学んで下さい。
8. ダメだと自覚していない 特に制作に時間を費やした時など、自分の作品に対し悪い反応を受け取るのが好きな人はいません。でも、理解したくないというのは逆効果です。アーティストとして進歩したいのであれば、批評を受け入れ、ミスから学べるようになることが必要です。
9. 退屈な建築物 建築物の視覚化は経験を積むのに最適のスキルです。多くの作業があり、見返りも大きいのですが、それは退屈な物や無表情な物であるべきという意味ではありません。私が投稿した、型破りな20の建築物画像の記事を読んだり、Alex Roman氏の素晴らしい短編、The Third and the Seventh を観て、静的な建築物を魅力的にする方法を見につけて下さい。
10. ポストプロセスのかけすぎ Photoshopでカラーレベルの修正やコントラスト変更をおこなうのは別にいいのですが、フィルタを追加して無能さを隠そうとすると問題が表面化します。
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