テストビルド
テストビルド : 内部レンダラでグロッシーな反射と屈折を実現するパッチ
元記事:Glossy Reflections-Refractions at BlenderNation
MathiasPedersen氏による記事です。
内部レンダラでのグロッシーな反射と屈折は、長い間、多くのユーザに待ち焦がれていました。現在開発中の新しいパッチは、これを実現しようとしています。Matt Ebb(broken)氏はこのパッチを、Blender 2.44のサブサーフェススキャッタリングの開発者である Brecht氏の助けを借りて開発中です。現時点での成果は非常に興味深い物になっています。
mk3.net の Matt氏のブログによると、以前、僕は Blender の内部レンダラの作業に興味がある人が全然いないと不満をぶちまけていましたが、実際に行動に出ないのはフェアではありません。
僕は最近、少しコーディングをしたことがあるといいましたが、これがその時の物の一つ、Blender の内部レイトレーサの、ぼけた/グロッシーな反射と屈折です。
これは YafRay の 'conetrace' とコンセプトが似ており、現在のピクセルの周辺のレイの円錐をサンプリングし、その平均を取ってぼかしています。サンプリングには準モンテカルロと Halton 列を使用しています。これは Brecht van Lommel氏が以前、実験的に C コードへ変換された物で、非常に役に立ちました。Brecht氏に深く感謝します!
これは僕にとって(時々イライラすることもありましたが)非常に興味深い学習経験でした。Blender のソースコードの僕にとって未知の部分に飛び込み、あまりよく知らなかった多くの概念を学びました。
現時点の成果は多分完全ではないですが、その進歩を今を作り上げたことが嬉しいです。そのプロセスと僕が現時点で学んだことのいくつかをそのうち投稿する予定です。願わくば、SIGGRAPH の技術論文を読む習慣のない人がここから何かしら得られるといいなと思っています。
ただし今回はいくつかの美しい画像とパッチです。BlenderArtists のスレッドでも議論されています。
Matt氏は前述のスレッドで、テスト用の Windows用ビルドを公開されています。もしバグがあれば、氏に知らせて下さるよう願います。件のスレッドをしっかり読んで下さい。多数の画像と判りやすい説明があります。
- Blender 2.92RCがリリース (2021年02月19日)
- Blender 2.80RC3がリリース (2019年07月26日)
- Blender 2.80RC2がリリース (2019年07月20日)
- Blender 2.79 リリース候補2が公開 (2017年08月19日)
- Blender 2.79 リリース候補1が公開 (2017年08月03日)
- Blender 2.79 Testbuild2が公開 (2017年07月16日)
- Blender 2.79 Testbuild1が公開 (2017年06月15日)
- Blender 2.78 RC2が公開 (2016年09月16日)
- Blender 2.78 RC1が公開 (2016年09月04日)
- Blender 2.78 Testbuild2が公開 (2016年08月24日)
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